『メドック格付5級ながら1級並みの評価を受ける高立地に恵まれたポイヤックを代表するシャトー』
ランシュ・バージュの領土の記録は16世紀まで遡りますが、この地域でのワイン生産の歴史は18世紀に始まりました。1749年から1824年まで、ボルドーで商人として働いていたゴールウェイ出身のアイルランド人の息子であるトーマス・リンチ氏がブドウ畑を所有していました。トーマス・リンチ氏は土地を賢く管理し「クリュ・ド・ランシュ」の名で高品質のワインを生産しました。権威ある1855年のパリ万国博覧会の格付けの一部として、彼のワインはすぐに5級の1つに分類されるなど当時から品質の高さを物語っています。
【ワインメーカーの並々ならぬ努力】
1930年代、フェリックス・ド・ヴィアル将軍は、サン・テステフのシャトー・オルム・ド・ペズで農家を営むジャン・シャルル・カーズ氏にブドウ畑を譲ります。カーズ氏は、第二次世界大戦後以降はオルム・ド・ペズとランシュ・バージュを運営されています。
ワイン製造が環境に与える影響を軽減することを目的とした一連の対策を実施しており、ボルドーワイン業界全体に貢献しています。その功績が認められ、2001年に当時の大統領シラク氏が最高の勲章でもある"レジオン・ドヌール"を叙勲しています。
Château Lynch Bages[2021]
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難しい年ながら高評価のランシュ・バーシュ
本来であれば特級格付2級に匹敵するとされ、高評価を頻発する特級格付5級のランシュ・バージュ。
ラス・カーズやコス・デス・トゥルネル、パルメ等と並び、1級の脅威とされる『スーパーセカンド』と比較されるほど、高い名声を誇るポイヤック村の格付シャトーです。ランシュ・バージュはポイヤックの最高のワインの1つであることを証明しています。ストラクチャー、フィネス、エレガンスを兼ね備え、若いうちは芳醇な香りを放ち、ボトルの熟成とともにより深い複雑さを醸し出します。
ジェームス・サックリング氏:96-97点/ワインエンスージアスト誌:95-97点/ジェブ・ダナック氏:94-96点
ヴィノス誌:94-96点/デキャンター誌:95点/ワインアドヴォケイト誌:93-95点
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Country(生産国) |
フランス
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Region(地域) |
ボルドー/ポイヤック
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Classement(格付) |
メドック 5級
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Cepage(品種) |
カベルネ・ソーヴィニヨン 67%/メルロ 25%
プティ・ヴェルド 5%/カベルネ・フラン 3%
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Volume(容量) |
750ml
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