『日本人醸造家の情熱が生み出す、唯一無二のコラボレーションワイン』
2022年夏、ニュージーランドで自身のブランドを持つ醸造家「TAKA K Wines」小山 竜宇(コヤマ タカヒロ)と北海道「MARO Wines」麿 直之(マロ ナオユキ)が日本ワインの新たな可能性を発見すべく共同プロジェクトがスタートしました。2017年に麿氏がニュージーランドの小山氏を訪れ研修を行ったことでがきっかけで、二人の交流が開始。小山氏の自身の知識を惜しみなく教えるマインドと確かな醸造技術に加え、何よりも楽しく働く姿にはとても影響を受け翌年も再び研修に訪れるほど、交流が深くなりました。
欧州諸国に比べると歴史は浅いながらも今やニュージーランドは安定感のあるワイン造りと、規則に囚われないダイナミックな成長で高い求心力をもつワイン大国。自由な発想でワイン造りを追求し、世界で評価されてきた小山氏の実力とアイデアは、今の日本にとって大きな財産になると考え、日本での醸造を打診してこのプロジェクトが実現しました。同じ日本人醸造家でありながらも、異なる国で経験を積んできたふたりの醸造家がタッグを組み、知恵が終結することで化学反応がおき、多様な可能性が広がります。また、2年目となる2023年ヴィンテージからは、麿氏が立ち上げた日本初のシェアするワイナリー「Hokkaido SPACE Winery」で醸造しております。
KOYAMARO Kerner[2023]
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ニュージーランドと北海道が生んだ夢の味わい
2023年からは「MARO Wines」として独立して2年目、そして長沼町の自社ワイナリーで醸造した初めての年です。使用したブドウ品種は昨年と同じながらも、その年のブドウのポテンシャルを最大限に生かすため、2022年のラインナップとは一部ワインのスタイルや造りを変えています。
醸造に関しては、ホールバンチプレスで種子をつぶさないようプレスし、きれいな果汁を抽出醗酵前に自然沈降にて不要な成分を澱下げ、澱引きします。酵母は小山氏がNZでもリースリング醸造時に愛用しているDV10を使用。リースリングを親にもつケルナーでも同酵母を使うことでケルナーの特徴を最大限引き出せると考え、ステンレス樽を用い滞留が起こるようにして果汁内で温度差が生じないように管理しつつ、約1ヶ月低温発酵をおこないアロマを引き立たせました。ステンレス樽にて熟成。MLF無し。濾過せずに澱下げのみして瓶詰。
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Country(生産国) |
日本
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Region(地域) |
北海道
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Cepage(品種) |
ケルナー
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Volume(容量) |
750ml
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