ビジュ・ノワール プライベートリザーブ[2022]

商品コード:4562186190518

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価格:税込3,630(税抜 3,300円)

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750ml

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ソフ深
コク・渋みなどが軽すぎず強すぎず、程よい味わいが楽しめます。

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『チャレンジを忘れない 夢街道をひた走る都農ワイナリー』
 
1996年11月、地域のブドウ生産者の夢『みんなのワイン』として、海の見える丘の上に都農ワイナリーはオープンしました。2アイテムからはじまり、1年1アイテムの新商品にチャレンジするというコンセプトを掲げ、最先端の醸造技術を導入し、ブドウの品種更新や畑の拡張をしてきました。そして現在30アイテムを超えるワインを造るまでになりました。
 
【"土・ワイン・未来"を醸すという意味】

都農ワインが造るワインは、ワインを核にして人が集い、親しく交流するなかから、新しい文化も生まれるような、みんなが幸せ気分になれるみんなのワインを心がけています。ワイナリーは非常に魅力ある設備が備えています。(cafe,ステージ,豊かな自然etc…)

地域に根ざした地元で愛され続けるワイナリーを理想として、都農ワインは設立されました。生産者と消費者の顔の見える関係を大切にしたワインづくりです。それは、おいしいだけでなく安心で、安全な食の生産をめざすことでもありました。

生産性を重視し化学肥料に過度に依存した近代農業が、地球環療や人体に及ぼす影響は深刻です。都農ワインは農業が環境汚染の元凶になってはならないと考えてきました。そのために農業の基本である土づくりに取り組み、自然の生態系を重視した環境保全型の農業をめざしてきたのです。こうした取り組みは、自然が本来の生態系を取り戻すための、小さな一歩かもしれません。しかし、そのささやかな積み重ねが、環境保全型の農業と循環型社会の実現に不可欠なのです。このかけがえのない自然環境に本来の生命の営みを取り戻し、次の世代に引き継ぐことは都農ワインが考える"未来"を醸すという意味です。
 
Bijou Noir Private Reserve[2022]
『都農の黒い宝石"ビジュノワール"』

色が濃く、タンニンの豊富な品種を探して出会ったブドウ品種、ビジュノワール。「Bijou」はフランス語で宝石。「Noir」は黒を意味しており「黒い宝石」という名前になります。甲州三尺×メルロにマルベックをかけ合わせた、国内交配品種。熟期が早く、台風シーズン前に収穫でき、都農に適しています。

黒みを帯びたルビー色をしていて、プラムや黒いベリー系の香り、骨格のしっかりとしたタンニンと果実味が楽しめ、肉料理との相性も抜群です。完熟したブドウからできたことが分かる濃い色調がしっかりと現れています。グラスの縁に行くにつれ紫の若々しい色合いへグラデーションしていき、瓶内での更なる熟成の可能性を感じさせます。

樽由来の落ち葉や乾いた木のような芳醇な香りに加え、柔らかなロースト香が最初に感じられます。さらに、ブルーベリーやダークチェリーのような黒系果実を思わせる甘い香りの中に、抜け感のあるミントの爽やかな香りも中盤から後半にかけてグラス一杯に広がります。優しいタンニンと明るい酸味の調和が心地よく、甘酸っぱいラズベリーを口に頬張ったときのような果実感を思わせます。舌の上で余韻が長く、熟成したプラムのような凝縮された果実味をしっかりと感じられます。後半にスパイシーさとハーブのような清涼感も現れ、絶妙なバランスで口の中が満たされます。

Country(生産国)
日本
Region(地域)
宮崎県/都農町
Cepage(品種)
ビジュ・ノワール
Volume(容量)
750ml
 
実店舗と在庫を共有している為ご注文を頂いても商品をご用意出来ない場合がございます。
『ワイナリー訪問記』
~宮崎県都農町のテロワールと地元のお料理とのマリアージュ 都農ワイン~


九州でワイン造りが行われていることを皆さまご存知でしょうか。ワイン造りというと山梨や長野、北海道などが有名ですが、宮崎県にも九州を、いや日本を代表するワイナリーがあります。今回は宮崎県を代表するワイナリー「都農ワイン」に伺いました。

都農ワインの創業は1994年。94年と言えばイチローが日本プロ野球で初めて200本安打を達成した年です。それほど前から宮崎県でワイン造りが行われていたことは驚きですが、現在では生産量20万本、日本ワイナリーアワードでは四つ星を獲得する日本屈指のワイナリーです。

 
『都農ワイナリーを紐解く重要なキーワードは「テロワール」「ロゼワイン」』

都農ワインといえばキャンベルアーリー種から造られるロゼワイン。ワイナリーを代表するワインがロゼというのは他のワイナリーではなかなかありません。そのロゼはジャパンワインチャレンジで何度も金賞を受賞したり、イギリスのワインガイド「WINEREPORT」に掲載されたり日本のみならず世界で評価されるワインです。

そのチャーミングな味わいで和食だけでなく、中華料理やカレーなどのエスニック料理と相性の良いワインです。そしてなんといっても宮崎のご当地グルメ「チキン南蛮」にはキャンベルアーリーのロゼを合わせみてください。もしそのチキン南蛮に使われている鶏が宮崎県産だとしたら、、、想像を超える感動の体験が待っていると思います。
※もちろん宮崎県産でなくとも美味しくマリアージュできます。

 
 
都農ワイン内でテイスティングしたラインナップ

また都農ワインではキャンベルアーリーやビジュノワール、シャルドネ、シラー、テンプラリーニョ、ピノ・ノワールなど多くのブドウ品種を栽培していますが、その味わいの源はやはりブドウを育むテロワール。都農町は約35万年前に海だったため、その石灰堆積土壌の上に尾鈴山が噴火した時に堆積した火山灰や溶岩が固まった溶結凝灰岩が主体。この土壌は排水には優れていますが、ヨーロッパなどに比べてカルシウムなどミネラルが圧倒的に少ない土壌だそうです。そのため色が薄くタンニンが穏やかなワインが出来上がります。
 
 
都農ワインのテロワールを表す土壌
 
 
都農ワインの自社畑の様子
 

確かに日本のワインは欧米のワインに比べて色も薄くやわらかい味わいのものが多いですよね。だからこそ出汁の効いた、食材の味わいを大切にする和食などの日本料理にとても素晴らしい相性を魅せるのです。ワインの味わいはブドウが栽培される土壌に大きく左右され、同じ機構風土で作られた食べ物と良く合うのはそういった理由からなんですね。

ワイナリーは牧内台地に広がる海の見える丘の上にありワイナリーからの眺めも最高です。 以前訪問したことのあるシチリアのワイナリーと本当に遜色ありません!!

 
 
個人的にはここでテレワークがしたいです…

また敷地内にはお食事もできるカフェも併設しており、海を眺めなら、都農ワインとお食事が楽しめます。(ランチ時にはチキン南蛮もあります!!)今後は小麦の栽培にも力を入れ、自社畑の小麦をワイン酵母で仕込んだパン作りも行うそうです。

ここ最近日本でも「ワインツーリズム」という言葉が浸透してきましたが、宮崎に行かれる際は是非ワインが造られるブドウを育むテロワール、人、そして食文化をワイナリーで直接体験して頂ければと思います。

訪問者 ワインバイヤー 横山
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