『”レジェンド”と呼ばれている職人気質の生産者』
『スワートランド・インディペンデント・プロデューサーズ』 の主要メンバーであり、仲間から”レジェンド”と呼ばれている カリー・ロウ氏によって2009年に設立されたワイナリーで、名実ともにスワートランドのワイン界において特別な存在の生産者です。手掛けるキュヴェは1種類のみという見事な潔さで、スワートランドの丘陵地にある畑で育ったシラーのみを用いて造られており、その丘の名前 「ポルセレインベルグ」 をワイナリー名とキュヴェ名に冠しています。
【唯一無二の存在と稀少性】
2010年がファースト・ヴィンテージでしたが、その洗練されていて重厚感のある唯一無二のシラーは、リリース直後から南アフリカ国内のみならず国際的に非常に高い評価を受け、瞬く間にファン垂涎のカルト的人気のワインとなりました。伝統的なアプローチを用いて野生酵母に より全房発酵させ、じっくりと樽熟成と瓶熟成を経たボトルは、永久に飲み頃を保持しそうなほどの美しい酸を湛え滋味深さを持っています。また当主のロウ氏は大変な拘り屋で、凹凸のあるエンボス加工が施された光沢のある純白のラベルは、ドイツのハイデルベルグ社製の約100年前の活版印刷機を用いて自らが一枚一枚刻印したもので、磁器をイメージしてデザインされています。
PORSELEINBERG[2018]
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ファン垂涎のカルト的人気キュヴェ
最初は例年とは全く別のスタイルのように感じましたが、「サブマージド・キャップ」を行ったことで、ミッドパレットの肉付きがさらによくなり、ポルセレインベルグの代名詞であるきめ細かいビロードのようなタンニンにさらに厚みが加わりました。例年通りアロマは非常に複雑で深淵。そして味わいはエレガントさとピュアさもそのままに、ミネラルとフィネス、旨味がさらに豊かになり、見事なまでの妖艶さを湛えており、これまでのヴィンテージよりもさらに長く熟成可能な特別な仕上がりになっていると感じます。
2018年の年間降雨量が224mmと例年のように乾燥した年になりましたが、大切な春先に適度な暖かさがあり60mmの雨が降ったため、健全な成育過程をスタートさせることができました。房や果実は小さくなり、収穫量は3t/haと非常に少なくなりましたが、その分凝縮して強烈なフレーバーを持った果実を得ることができました。
【土壌】】片岩質 【全房使用率】100%
【発酵】コンクリートタンクにて足踏みにより自然醗酵を促し、今ヴィンテージから初めてポンピングオーバーを最小限にする代わりに、上から網で抑えて果帽を浮かび上がらせないことで抽出を促す「サブマージド・キャップ」を取り入れ、大成功をおさめました。発酵期間10日間。
【熟成】12ヶ月間 【瓶熟成】24ヶ月間
ティム・アトキン氏:100点
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Country(生産国) |
南アフリカ
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Region(地域) |
スワートランド
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Cepage(品種) |
シラー
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Classification(格付) |
ティム・アトキン 1級
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Volume(容量) |
750ml
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こちらはネット店限定商品となります。
こちらの商品は「お一人(一店舗・ご一家・一配送先)様につき2本」とさせて頂きます。 |